幹細胞治療

再生医療とは?

再生医療とは、幹細胞等を用いて、臓器や組織の欠損や機能障害・不全に対し、それらの臓器や組織を再生し、失われた人体機能の回復を目指す医療です。既存の医薬品では治療が難しいものや、治療法が確立されていない疾患に対して新たな治療法となる可能性があります。
特にiPS細胞は、さまざまな器官・細胞へと分化できる多能性と、ほぼ無限に増殖する能力(増殖能)を持ち、再生医療の可能性を飛躍的に拡大させることが期待されています。
近年、大きく平均寿命は延びましたが、細胞の老化が原因となって引き起こされる慢性疾患も増えてきており、残念なことに根治できる治療法が存在しないことがあるのも事実です。今現在も、世界中で多くの患者さんが慢性疾患やその他の治療の難しい病に苦しんでいます。
iPS細胞等を活用した再生医薬品の開発・製造が進めば、人体の臓器や組織における細胞の老化が原因の疾患について、将来的に、より根本的な原因に直接作用できる治療や、高齢社会においてQOLの向上に貢献できることが期待されています。
当院では細胞提供による健康被害が万一生じた場合に備えて、医師賠償責任保険に加入しています。

脂肪由来間葉系幹細胞

脂肪由来間葉系幹細胞における医学論文では脳梗塞、肺疾患、多発性硬化症などの自己免疫性疾患、糖尿病、肝硬変、虚血性心疾患などに効果があったという報告があります。
これは少なくとも静脈投与により、脳や肺、肝臓、血管など様々な部位に幹細胞が働きかけていることを示しています。
「再生医療等の安全性の確保等に関する法律(平成25年法律第85号)」が平成26年11月25日に施行され、臨床研究(ヒト幹細胞を用いた臨床研究等)、自由診療のもとで良質な再生医療等の研究開発や実用化が安全に進められるよう医療機関や細胞加工物製造事業者が尊重するルールが定められ、再生医療等の迅速かつ安全な提供するための環境が整ってきています。
福岡MSC医療クリニックでは、厚生労働省より再生医療等提供計画番号を受け、「ヒト自己脂肪組織由来間葉系幹細胞投与による肝障害の治療」(第二種・計画番号PB7180010)の治療を提供しています。

歯槽骨再生治療(TE-BONE)

歯槽骨再生治療(TE-BONEⓇ)とは自家骨移植に代わり得る新しい治療法です。従来の自家骨移植は、患者さまご自身の腸骨(こし骨)またはあごの骨から骨を採取し、歯槽骨のやせた部分に移植する方法であり、患者さまの身体的負担が大きいこと、また手術時間が長いなどの問題点がありました。 歯槽骨再生治療(TE-BONEⓇ)は患者さまから採取した骨髄液中の細胞から培養骨を作成し、ご自身の骨の代わりとして移植する方法です。

再生医療におけるエイジングケア

再生医療は、損傷した細胞や組織、臓器を修復、再生、あるいは置き換えることを目的とした医療の一分野です。これには、幹細胞療法や細胞治療、組織工学などの技術が含まれます。エイジングケアとは、加齢による生物学的機能の低下を遅らせる、あるいは予防することを目指す研究や治療法です。 再生医療は、エイジングケアにおいて有望な技術とされています。例えば、幹細胞療法は、損傷した細胞を修復し、老化によって失われる機能を回復することができます。 また、テロメラーゼという酵素を活性化させることで、細胞の寿命を延ばすことができるとされています。

脂肪由来間葉系幹細胞培養上清液

・培養上清液とは
幹細胞を培養し、遠心分離し、細胞や不純物を取り除いた上澄みの部分が「上清液」です。この上清液にはサイトカインが豊富に含まれています。 サイトカインは、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たし、老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、さまざまな効果が期待できます。

・期待される効果
ボリュームアップ、皮膚の引き締め、肌のきめ/明るさの改善、シワの改善 目の周り、口の周り、首、顔全体、くま、毛穴の改善。

福岡MSC医療クリニック

      福岡MSC医療クリニックは、再生医療に特化したクリニックです。再生医療とは、患者の細胞や組織を再生・修復し、機能を回復させることを目的とした医療技術のことです。 再生医療は、病気や怪我によって損傷した細胞や組織を治療することができ、従来の治療法では対応できなかった難病や慢性疾患に対しても効果的な治療方法を提供することが期待されています。これらの技術は、糖尿病、パーキンソン病、脊髄損傷、心筋梗塞など、さまざまな疾患に対する新たな治療法の開発に寄与しています。
      福岡MSC医療クリニックは再生医療を通じて、医療面・美容面において皆様のより良い生活ができるよう日々研究しております。 身体の内側と外側から美と健康をサポート致します。

院内写真

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