杏雲堂病院

杏雲堂病院は、1882年(明治15年)6月1日に佐々木東洋が神田駿河台で杏雲堂醫院を開院したことに始まり、本年6月で創立141周年を迎えます。
杏雲堂病院の特徴は、中規模サイズの病院としての利点を生かした診療を行う点にあります。細かく分かれた診療科による縦割りの対応ではなく、
必要に応じて診療科の間の垣根を外して、関連する医療スタッフがチームを組み、スピード感をもって最適な検査、結果の判断、診療方針の立案、治療が行えることです。

院内写真

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医師紹介

坂本 優 院長

1882年、佐々木東洋の手によって創立された「杏雲堂病院」は、国内でも長い歴史を誇る病院だ。2012年に公益財団法人に移行し、現在は佐々木研究所に所属する医療機関として診療を行っている。創立以来脈々と受け継がれてきたバトンを第18代として継承したのが、1988年から同院に勤務する坂本優先生だ。坂本先生は、子宮頸がんに対する先進的な治療で、多くの女性患者の「母になる夢」をかなえるために尽力してきた婦人科診療のスペシャリストである。就任後は、より地域のニーズに合った診療を提供できるよう、「5つの軸」を明確に打ち出して体制の充実を図っている。
経歴
  • 1982年 東京医科大学医学部卒業。
  • 1986年 同大学大学院修了。
  • 1990〜1992年 米国Lawrence Livermore国立研究所、UCSan Francisco研究員。
  • 1988年より佐々木研究所附属杏雲堂病院勤務。
    同年からPDT(光線力学療法)の開発と普及に取り組み、トラケレクトミーと併せて妊孕性の温存をめざしている。
  • 2022年~レディースセンター長。東京慈恵会医科大学産婦人科講座客員教授。